はじめてのScala3
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清水 美樹 著
Scalaは、Javaと高い互換性を持ちながら、関数型プログラミングやオブジェクト指向といった現代的なスタイルを取り入れた、柔軟かつパワフルなプログラミング言語です。最新のScala3では記法が大幅に整理・簡略化され、PythonやRubyに近い感覚で読み書きできるようになったことで、入門者にも格段に扱いやすい言語へと進化しています。 本書は、そうしたScala3の進化を踏まえ、「これからはじめる人」に焦点を当てた入門書です。 実際の開発現場でも使える力を、無理なく身につけられる構成になっています。授業や研修にも、独学にも最適の一冊です。
2970円(本体:2700円)
紙版はこちら主な内容
Scala3の始め方
- [1-1] Scalaを始める準備
- [1-2] 最初の、そして典型的なScala3プログラム
Scala3で一通りの表現ができるようにする
- [2-1] @mainメソッドと通常のメソッド
- [2-2] 変数とリストと繰り返し
- [2-3] 条件分岐
- [2-4] 文字列の処理(まとめ)
オブジェクト指向プログラミング
- [3-1] Scalaのクラス
- [3-2] Trait(トレイト)
- [3-3] Object(オブジェクト)
Scala3の関数プログラミング
- [4-1] 「関数プログラミング」のようでそうでないもの
- [4-2] 関数プログラミング
- [4-3] 「Enum」と「Caseクラス」でScala3プログラミング
- [4-4] 「レイヤー」を次々とくぐり抜けるような関数プログラミング
Scala3その他のプログラミング技法
- [5-1] @mainで始まるメソッド
- [5-2] 集合体いろいろ
- [5-3] EnumとCaseクラスをもう少し
- [5-4] JavaのライブラリをScalaで使う
Scala3ちょっと難しい話
- [6-1] 「式指向プログラミング」
- [6-2] Listの便利なメソッドの中身
Scala3もっと難しい話
- [7-1] Enumで「代数的データモデル」
- [7-2] ジェネリック
- [7-3] 「トレイト」でより拡張的なプログラミング