基礎からの「Linuxカーネル」

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平田 豊 著

Linuxは知っていても、カーネル寄りの話になると、よく分からずパニックになってしまう人が多いです。そのような人に向けて、「LinuxやLinuxカーネルとは何か」などの基礎的な部分をはじめ、自分の手で環境構築を行ない、ソースコードを読み込む方法を解説します。  本書を読むことで、Linuxカーネルに対する疑問点がクリアになり、理解が進んでいくことでしょう。

3520(本体:3200円)

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内容サンプル

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主な内容

はじめに

第1章 Linuxカーネルの基本

[1.1] Linuxとはなにか

[1.2] Linuxはどんなところで使われているか

[1.3]  Linuxカーネルとはなにか

[1.4] オープンソースとライセンス

[1.5] Linuxカーネルはどうやって学べばいいのか?

 

第2章 ログ・ソースコードの確認

[2.1] Rust

[2.2] ログとソースコード

 

第3章 Yocto

[3.1] Linuxシステムを構築する

[3.2] ドキュメント

[3.3] Yoctoが提供するもの

[3.4] ビルドの流れ

[3.5] ソースコードを手動でビルドしてみる

[3.6] レシピ

[3.7] 環境構築を始める

[3.8] Ubuntuのセットアップ

[3.9] Yoctoのビルド環境構築

[3.10] Yoctoのビルド準備

[3.11] Yoctoのビルド

第4章 Linuxの起動とビルド

[4.1] Linuxの起動

[4.2] ファイルの送受信

[4.3] ビルド物件

[4.4] レシピを作ってみる

 

第5章 UbuntuのBIOS破壊問題を振り返る

[5.1] きっかけ

[5.2] どのような問題だったか

[5.3] Ubuntu公式によるバグレポートを解釈する

[5.4] 再現条件にBIOSが含まれる?

[5.5] フラッシュメモリを理解する

[5.6] フラッシュメモリを制御する

[5.7] フラッシュメモリのライトプロテクト

[5.8] 発生条件をまとめる

[5.9] カーネルパッチの読み方

[5.10] ICHを理解する

[5.11] PCHを理解する

[5.12] BARを理解する

[5.13] RCBAを理解する

[5.14] LPCインターフェイスを理解する

[5.15] SPIフラッシュメモリを理解する

[5.16] SPIフラッシュメモリの区分け

[5.17] デバイスドライバの実装を読む

[5.18] probe処理

[5.19] SPI領域へのアクセス

[5.20] 問題の実装をチェックする

[5.21] BIOS Write Enableの意味

[5.22] SMMを理解する

[5.23] 根本原因を探る

 

あとがき

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